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こんにちは 歯科衛生士:藤木です 暑さ寒さも彼岸までですね。すっかり秋の風です。 朝晩も涼しくなり過ごしやすくなってきました。 とはいえ布団から出たくなくなるので私は暑いほうがいいんですけどね。 ということで、昨日は歯科衛生士:大森と歯周病学会に行ってきました。 なかなか遠征が出来ない2人なので関東での開催は有難いです。 久しぶりの学会、春と違い1日だけでしたがとても勉強になりました。 衛生士学校の時の担任にも会えて収穫ありました。 何年経っても覚えててくれるんです;; 講演、症例を見て感じたのが細菌検査、プラークコントロール。 やはり必要です。 まず細菌検査(まだHPでは更新してませんが・・・当院でも細菌検査が出来ます) 歯周病では慢性歯周炎といって清掃不良で慢性的に進行する歯周炎、そして侵襲性歯周炎といって特異的な細菌感染によるもので急速な歯周組織の破壊を伴うことが特徴です。この場合スケーリング・ルートプレーニングに加え抗生剤・抗生物質の投与が必要になります。 この細菌に感染しているかどうかは細菌検査をしなければ分からないのです。 状態によって細菌検査が必要です。(しかし今の保険診療には組み込まれていないのが現状・・・自費治療になってしまうのです。うーん。現状ではこれ以上保険診療が増えることは無さそうだし。国の医療費が足りなんでね;;) 当クリニックではリアルタイムPCR法という細菌検査をしています。 あとは全身疾患も歯周病の原因になったりしますね。 糖尿病と歯周病の関係なんかはテレビでもやっています。 そしてなんといっても歯周病治療に必要なのはプラークコントロール。 それこそ抗生剤を服用したり、どんな治療をしてもプラークコントロールが出来なければ歯周病の改善はしないでしょう。 プラークコントロールとは歯垢を減らすこと、減らす方向へ持っていくことを言いますが、クリニックでの歯石や歯垢の除去に加えお家での歯磨きでの歯垢の除去が重要です。 歯周病は歯科医師・歯科衛生士だけでは治せません。 患者さんのホームケアありきです。 術者と患者が一緒に治す病気なんです。 長くなりましたが、私はそんな治療にやり甲斐を持っているんです。 歯周病の進行が止められた時、本当に嬉しいです。 先ほども書いたように、一緒に治していく病気だからです。 日本人の8割が罹患している病気ですから、毎日出会います。 そして日々医療は進歩しています。 私たちも知識と手技の向上をしなければいけません。 今回学会に行き、気持ちを新たに臨床へ繰り出します。 その間院長は代診の星先生とインプラント学会へ行っていました。 また報告します。
2015-06-20 13:59:00
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